Tricker’s MALTON(トリッカーズ モールトン)の購入レビュー【実物は想像以上】

この度、憧れのTricker’s(トリッカーズ)の革靴を購入しました!

あかパンダ
もうテンションマックスです!!

 

購入したのは同ブランドを代表するモデル、MALTON(モールトン)のカラーはACON ANTIQUE(エイコン アンティーク)

買うなら絶対にこのモデル・色と決めていました。

 

今回は購入したトリッカーズ・モールトンのレビュー。

あなたの参考になるよう、隅々まで紹介していこうと思います。

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Tricker’s(トリッカーズ)の革靴に魅せられて

カントリーブーツ(トリッカーズのモールトンやストウの別名。このことは後で解説)を見た時の衝撃は今でも忘れられません。

足を守るためのブーツのはずなのに、華美な装飾が施してあって「こんな革靴があるの??」と驚きました。

 

多分、 トリッカーズというブランドを知ったのは高校生くらいの頃だと思います。

それから時が経って、今では25歳。

あかパンダ
やっと人生初のトリッカーズの革靴を手にすることができました。

 

トリッカーズ・モールトンをどうやって購入したか

私はトリッカーズのモールトンをトリッカーズの公式サイトではなく、Cloud Shoe Companyさんで購入しました。

 

公式サイトの方が安心して購入できるのかなと思いましたが、3つの理由からこのショップで購入しました。

 

  1. 公式サイトの半額で購入できる
  2. 品質や品物は変わらない
  3. サービスは公式と同等

 

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感想(271件)

トリッカーズのような日本国外で販売されている革靴は並行輸入品が日本に入ってくることがあります。

これは現地で販売されているような価格で購入できるので、日本の正規代理店が販売する価格よりも安いです。

それでいて品質も変わらないのでとてもお得。

 

さらに、今回購入したCloud Shoe Companyさんはサイズ交換や配送のスピードなどトリッカーズの公式に負けず劣らずのクオリティでした。

 

購入の翌日には家にモールトンが届き、サイズ感もバッチリ。

あかパンダ
値段も42,000円ほど(公式では88,000円)だったので非常に満足。

 

モールトンとストウ

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並行輸入品ではモールトンとストウが同じブーツとして販売されています。

実際のところほぼ同じブーツなのですが・・・。

詳しくは上の記事で解説しています。

 

トリッカーズ・モールトンのレビュー

それでは、トリッカーズ・モールトンのレビューをしていきましょう。

 

トリッカーズ・モールトンを開封

トリッカーズの箱がこちら。

濃紺に金色の文字でTricker’sと書かれています。

 

イギリス王室御用達の証である“ロイヤルワラント”も印刷されていて、箱からも高級感を感じます。

 

箱を開けるとまだモールトンは見えません。

何やら布と紙が入っております。

 

後で触れますが、この布は靴の収納袋と緩衝材。

紙についてはブランドの紹介と取り扱いの注意点がまとめられたものでした。

 

こういったものを取り除いて、Tricker’sのロゴが印刷された布をめくると…

 

トリッカーズ・モールトン エイコン アンティーク本体のお目見えです。

あかパンダ
箱を開けるワクワク感!!たまらない!

 

トリッカーズ・モールトンの付属品について

  • トリッカーズ・モールトン本体
  • 収納袋
  • 緩衝材の布×2
  • 説明書等の書類×2

モールトンの付属品としては以上になります。

 

収納袋

こちらは収納袋。

 

2枚入っていて、モールトンを左右一足ずつ入れて収納できるようになっています。

 

緩衝材の布

そしてこちらが緩衝材?の布。

使用用途はよくわかりませんが、これにトリッカーズを乗せて写真を撮ると映えます。

あかパンダ
トリッカーズ、あなたはなんてブロガーに優しいんだ・・・。

 

説明書など

最後に、こちらが取り扱いの注意などが書かれた書類。

 

付属品は以上!

 

トリッカーズの箱を開けるワクワク感

箱を開けると、モールトン本体は一番下。

 

まず、靴の収納袋が出てきて(しかも結構しっかりした生地の!)、説明書が出てきて。

最後にトリッカーズのロゴが入った布に広げるとモールトンが出てくる。

 

なんともイジらしい…。

一つひとつ確認しながら、ソワソワ&ワクワクしてモールトンまで辿り着くのは最高の時間でした。

きっと靴好きならわかってくれるであろう至福のひととき…

 

新品のトリッカーズ・モールトンを隅々まで写真で見てみる

新品のトリッカーズ・モールトンを隅々まで見ていきましょう。

きっと経年変化をこのブログで追っていくので、その記録として残すべく写真を撮りまくりました。

 

モールトンのアッパーについて

トリッカーズのアッパーに使われているのは「カーフレザー」という、牛革の中では一番高級な革になります。

生後6ヵ月以内の仔牛から取れる革のこと。一般的な牛革よりもキメが細かく、柔らかい特徴がある。
どの角度でどこを見ても美しい。
この黄色とだいだいの間のようなカラーをトリッカーズでは「エイコン アンティーク」と呼びます。
トリッカーズの革靴はじっくりと経年変化をしていくタイプの革靴。
このエイコン アンティークもいいカンジに育つまでには時間がかかるんですが、履き古したカンジが最高に格好いいのです。

モールトンの装飾について

モールトンの装飾をトゥ・サイド・バックの順に見ていただきましょう。

 

モールトンをトゥから

まずはトゥの部分から。

 

大きなメダリオンが目立ちます。

メダリオンの部分の後ろの革には黒い塗料?が塗られていて、陰影がより深く見えるようになっています。

あかパンダ
こういったフルブローグシューズは初めてなので、手入れは大変かもしれませんが楽しみです。

 

モールトンをサイドから

サイドから見ると、メダリオンの量に圧倒されます。

 

トリッカーズの靴は“ベンチメイド”という製法で作られています。

1人の職人が1足の革靴を作るのに必要な工程を全て行う革靴の作り方。1人の職人がひとつの椅子に座って革靴の全工程を行うのでベンチメイドという名前がついた。
革の裁断も、穴を開けるのも、縫うのも全て同じ職人が行っているわけです。
どんな職人さんが、いつ、どんな気持ちでこの靴を作っていたんでしょう。
あかパンダ
こんなに素晴らしい靴を届けてくれて、本当に感謝ですね。

モールトンをバックから

無論、後ろから見てもトリッカーズにスキはありません。
後ろから見るとすらっとしたモールトンの形と、張り出したコバがなんともいえないシルエットを作り出しています。
このコバの出っ張りがアッパーを守ってくれるので、アッパーに傷がつきにくくなっているのだとか。
エイジングについて

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モールトンのなかなか見えない部分をまとめて見てみる

  • ソール部分
  • コバ部分
  • インナー部分
  • 紐部分
せっかくなので、普段なかなか見えない部分についても見ていきましょう。

モールトンのソール

購入したモールトンのソールは「ダイナイトソール」です。

 

ダイナイトソールはトリッカーズとおなじイギリスのブランドであるハルボロ・ラバー社が製造するソール。

ゴム製で、サッカーで使うスパイクシューズのような凹凸があるのが特徴。

どこにでも履いていける安心感のあるソールです。

 

モールトンとほぼ同じモデル(STOW:ストウ)ではレザーソールモデルもあるようです。

あかパンダ
カントリーブーツとしての本来の用途に合うのはどんな道でも対応できるダイナイトソールな気がしています。
カントリーブーツは元々、イギリスの紳士階級の人々が狩りなどのアウトドアで履いていたブーツ。足首の上程度まで保護するような作りになっていることがほとんど。

 

モールトンのコバ

続いてはコバ。

かかとの部分はダブルソールになっていて、非常にタフな作りになっています。

 

 

トゥ部分を見てみると、アッパーよりもコバがだいぶ先に出ているのがわかります。

このおかげでアッパーに傷がつきにくいというわけ。

 

また、ウイングチップはそもそも傷が目立たないようにできた装飾。

あかパンダ
傷がついても目立ちにくいという特典付きです。

 

モールトンのインナー

インナーはもちろん革。
インソールにもトリッカーズのロゴとロイヤルワラントが。
ちなみに、モールトンの場合には内側に製造時のメモがあります。
2508は型番。MALTONはそのまま“モールトン”。
7.5はUK7.5、すなわちサイズを表しています。
951010はおそらくロットナンバーでしょうか?
シュータンには革が貼り付けられていて、赤字で「Tricker’s OF ENGRAND」の文字。
履き続けるに従って擦れて消えそうな雰囲気。
あかパンダ
でもそれも良いエイジングになるかもしれません。

モールトンの靴紐

モールトンの靴紐はモールトンと同色になっています。

革紐というわけでなく、繊維でできた靴紐です。

 

表面は割とスベスベしていて、靴紐を結んで解けることはありませんが靴の脱着時滑らかに靴紐を緩めることができます。

 

自然光の下でトリッカーズ・モールトンを見てみる

これまで室内でモールトンを見てきましたが、屋外の自然光の環境でモールトンを見てみるとさらに美しいことに気がつきます。

室内で見ると少し黄色っぽく見えていましたが、屋外で見るとよりオレンジ味がました色合いに見えます。

 

履かずにずっと新品のままで飾っておいてもいいかも。

あかパンダ
そう思ってしまうくらい美しいです。

 

上から見たところ。

実際に履いた時に見えるモールトンはこんな感じです。

 

靴を履いている時にもしっかり装飾が見えるので、とても満足感が高いです。

あかパンダ
やっぱり飾って置いておくだけではもったいないですね・・・。

 

トリッカーズ・モールトンは履き心地最悪か?

履き心地についても言及しておこうと思います。

 

トリッカーズの革靴全般に言われるのは、履き始めの履き心地の悪さ。

履き込むほどに足に馴染んで育っていくのが革靴の醍醐味ですが、トリッカーズの場合にはそれが非常に過酷だという話を聞きます(その分、一度フィットするとこれ以上ないフィット感だとか!!)。

 

トリッカーズのモールトンを1日履いてみた結果ですが、運転以外は意外といけます。

 

モールトンを履いて1日過ごしてみると、確かに革は硬いんですが歩くのにあまり支障はありませんでした。

1日歩って痛かったのはくるぶしの上あたりという、変な靴擦れはしましたが・・・。しかし、聞いていたほどの歩きにくさはありません。

 

ただし、運転は注意したほうがいいかも。

なかなか足首が曲がらないので、アクセルやブレーキに結構力がいります。

1時間程度の短い距離ならいいですが、長距離の運転は履き慣らしてからの方がいいかも。

履き心地について

先日、トリッカーズのモールトンを購入しました。 人生で初めて購入したカントリーブーツに興奮。   あかパンダ 早く履いて出かけたい!! でも待って!! 「トリッカーズはとにかく履き始めが[…]

 

トリッカーズ・モールトンを一生愛していきます

さて、今回のブログは以上になります。

 

トリッカーズのモールトンを購入して本当に良かったです。

履くと本当にテンションが上がりますね。

 

素材・製法・デザイン全てが所有感を満たしてくれて履いて満足見て満足の最強ブーツです。

あかパンダ
みなさんもぜひ、トリッカーズのモールトンいかがでしょう?
サイズ感についても

今回はTricker's(トリッカーズ)の定番カントリーブーツ「 MALTON(モールトン)」について。 そのサイズ感を詳しく解説していきます。   私はトリッカーズのモールトンユーザーでもあります。 皆さんにもぜひモ[…]

 

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