今回ですが、筆者初購入となるブランドアイテムの紹介です。
紹介するアイテムはボトムス。『WAREHOUSE(ウェアハウス)』の「900XX」というジーンズになります。
ヴィンテージモデルの復刻に定評のある『ウェアハウス』。「900XX」が一体どんなアイテムなのか詳しく解説していきましょう。
初めてのWAREHOUSEは900XXデニムでした
筆者にとって初めての『ウェアハウス』のアイテムは「900XX」になりました。
『ウェアハウス』は前々から知っていたブランドなのですが、なかなか購入には至らず。というのも、ブログで紹介してPV数が伸びるのはやっぱりユニクロ…というのもありまして色落ちの紹介なども兼ねて最近はユニクロのジーンズを履きまくっていたり。
しかし、「たまには高価格帯のジーンズも履きたい!」ということでこの『ウェアハウス』「900XX」を購入。
購入したからにはしっかりとブログで紹介して履き心地がどうなのか、色落ちがどうなのかも紹介していきたいと思います。
WAREHOUSE & CO.について
https://www.ware-house.co.jp/より
「900XX」について紹介していく前に、まずは『ウェアハウス』が一体どんなブランドなのか少しだけお話ししておきましょう。
WAREHOUSE & CO.の理念
https://www.ware-house.co.jp/より
「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」
『ウェアハウス』は1995年に誕生したブランド。ブランドの理念は“ヴィンテージ古着の忠実な復刻”だそうです。
今回「900XX」を購入した店舗の方から話を聞きましたが、ジーンズは製法や生地の素材・織り方はもちろん縫い方から細部のディティールまでオリジナルを徹底的に研究して作られているそうです。
WAREHOUSE & CO.のデニムアイテム
https://www.ware-house.co.jp/より
『ウェアハウス』のジーンズの定番は「Lot 1000XX」。1930年代の広告用デニムバナーを解体し研究して作り上げた通称『バナー生地』が採用されています。生地だけでなく糸や縫い方などもヴィンテージを研究して作られています。
そして私購入した「900XX」はそんな「Lot 1000XX」の派生モデル。当時の雰囲気を失わないように現代に合わせてシルエットを変化させたモデルです。『ウェアハウス』にはオリジナルに忠実に作られたアイテムもあれば現在のファッションに合わせてリファインされたアイテムも。
https://www.ware-house.co.jp/より
オリジナルに忠実なアイテムと現代的なシルエットが楽しめるのは“Gジャン”なども同様で、“ヴィンテージ古着の忠実な復刻”を守りつつユーザーの求める普段履きできる一着をきちんと提供していくれているイメージです。
WAREHOUSE 900XX デニムとは
https://www.ware-house.co.jp/より
では、ここから『ウェアハウス』「900XX」の紹介です。


公式サイトから読み取れる基本情報を下の表にまとめておきます。
Brand |
WAREHOUSE & CO. |
Model | 900XX |
Color | インディゴデニム |
Size | 28~34,36,38 |
【Size28】ウエスト(W)-76cm ワタリ(T)-27cm 前股上(F)-25cm 後股上(B)-35.5cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-17cm 【Size29】ウエスト(W)-78cm ワタリ(T)-28cm 前股上(F)-25.5cm 後股上(B)-36cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-17.5cm 【Size30】ウエスト(W)-80cm ワタリ(T)-29cm 前股上(F)-26.5cm 後股上(B)-37cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-18cm 【Size31】ウエスト(W)-82cm ワタリ(T)-30cm 前股上(F)-27cm 後股上(B)-38cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-18.5cm 【Size32】ウエスト(W)-84cm ワタリ(T)-31cm 前股上(F)-27.5cm 後股上(B)-39cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-19cm 【Size33】ウエスト(W)-86cm ワタリ(T)-32cm 前股上(F)-28cm 後股上(B)-40cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-19.5cm 【Size34】ウエスト(W)-90cm ワタリ(T)-33cm 前股上(F)-28.5cm 後股上(B)-41cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-20cm 【Size36】ウエスト(W)-94cm ワタリ(T)-34cm 前股上(F)-29cm 後股上(B)-42cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-20.5cm 【Size38】ウエスト(W)-98cm ワタリ(T)-35cm 前股上(F)-29.5cm 後股上(B)-42.5cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-21cm |
|
Explanation | ヴィンテージでは存在しない現代的なシルエットをヴィンテージの縫製で作り上げる100番台シリーズ。 Lot.900xxは股上が浅すぎず、裾にかけてテーパーがかかるスリムシルエットが特徴です。裾幅はアメリカンカジュアルジーンズの境界線ともいえる18㎝幅(W31インチの場合)で、ウエアハウスが提案する最も細いテーパードスリムの境地です。 |
WAREHOUSE 900XX デニムのディティールを徹底的に解説
では、実際に私が購入した「900XX」について見ながら各部のディティールを紹介していきます。
ちなみに購入したサイズは「30inch」のもの。裾は残念ながら長かったのでカットして裾上げをしていただきました。
WAREHOUSE 900XX:生地感
生地は「7番×7番(13.5 Oz)米綿 3州ブレンド」。冒頭でも紹介した、1930年代のバナーデニムに使われていた素材を研究することで生み出されたものです。

WAREHOUSE 900XX:セルビッジ
この価格帯のジーンズになると気になるのが「セルビッジ」です。
無論、この「900XX」はセルビッジデニム。色はピンクともオレンジとも取れるような絶妙なカラーになっていて、これは実際のヴィンテージデニムの色の変化を意識して同色にされているのだそう。
このセルビッジ部分があると表面に特有の経年変化が見られます。一体どんな色落ちをするのか今から非常に楽しみです。
WAREHOUSE 900XX:ポケット
『ウェアハウス』「900XX」は典型的な5ポケットジーンズです。まずはフロントのポケット方から見ていきます。
フロントにはポケットが3つ。コインポケットは右側でこの部分にはセルビッジが付いています。
セルビッジの写真を撮り忘れたので「ウェアハウスHP」より。このディティールもヴィンテージより採用されたもの。
バックポケットは返し縫いで留められています。イエローのステッチが映えるシンプルな見た目で、個人的には非常に好みです。
WAREHOUSE 900XX:リベット
銅のリベットには小さく「WH & CO – KK-」の文字が。リベットの裏側にも同様の文字がありました。
デザインは同一で、コインポケット側のポケットには4つ、反対側はコインポケットのディティールがないので2つリベットが打ち込まれています。
また、表面には見えませんが、バックポケットには隠しリベットも。
裏返してみるとこの通り。ポケット補強用のディティールもしっかりとヴィンテージライクに作られています。
WAREHOUSE 900XX:ボタン
トップボタン部分です。書かれている文字は「WAREHOUSE & CO SPECIAL」でした。最初に書き忘れましたが、このモデルはボタンフライ。続いてはその部分を見ていきます。
フロントボタンは4つ。トップボタンよりも一回り小さめで、「WAREHOUSE & CO」の文字が刻印されています。
WAREHOUSE 900XX:バックポケット・タグ
バックポケットの部分には赤タブが付けられています。かんぬきどめされているので、着用時に糸を取ってしまってもいいですし、そのまま履いてしまってもいいとのこと。
かんぬきどめを解くには裏からこの糸を解いてやればOKです。ちなみに解くと「GENUS」という刺繍が出てきます。
このタブの素材はレーヨンで、洗うと丸まりヴィンテージジーンズと同じような見た目になるよう計算されています。
最後にパッチ。素材はディアスキンで型番やサイズなどが買いてあります。
その下には個体番号が書いてある布があります。これをそのままにする人もいれば、ちぎってしまう人もいるとのこと。
WAREHOUSE & CO. Lot 900XXの購入方法
『WAREHOUSE』の公式HPで見てみると、「900XX」は売り切れでした。公式HPでは他のアイテムも売り切れが目立ったので、お目当てのアイテムがない場合には楽天市場などで検索をしてみると良いでしょう。
値段は『WAREHOUSE』の公式HPと同じで25,300円。ポイントの還元率が高いショップを選ぶと10%近いポイント還元があるようでした。
まとめ:【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXを購入してみたので徹底解説
今回は『WAREHOUSE(ウェアハウス)』の「900XX」を購入したので、その紹介でした。
このブログではよく革靴の経年変化を紹介していますが、ジーンズも革靴と同じくらい経年変化が楽しめるアイテムです。
革靴に比べるとジーンズは初心者な私ですが、経年変化を楽しみつつ革靴とのコーディネイトも楽しんで行ければなと思っています。