タイトルの通りです。ドクターマーチンが壊れました。
壊れたのは私のファーストドクターマーチン。ドクターマーチン 1461 3holeです。
悲しい。しかし、ドクターマーチンについてたくさん記事を更新してきたわけですから、今回は“なぜ壊れた”のか、そして“どこが壊れた”のかについてお話ししていきたいと思います。
ドクターマーチンが壊れまして|なぜ壊れた?どこが壊れた?
今回は恥を忍んでブログを書いています。私が初めて購入したドクターマーチン、ドクターマーチン 1461 3holeが壊れました。
気がつけば6年も履いていたドクターマーチン 3ホール。このブログでも色々な革靴をレビューしてしましたが、これほど愛着を持っている革靴はありません。 たくさん履き込んだドクターマーチン 3ホールの魅力を徹底レビューしていきます! […]
このドクターマーチンです。たくさん履き込みましたがついに…壊れました。
6年以上履き込み、そして色々と乱暴な使い方をしてきたので仕方ないかと諦めはついています。
ドクターマーチンが壊れました。一体どこが壊れたのか
では、一体どこが壊れたのかまずはぐるっと一周見ていきましょう。どこが壊れているのかわかるでしょうか?
壊れたトクターマーチンを一周ぐるりと
壊れたドクターマーチンをぐるっと一周見ていきます。まずはフロントから。
次に左サイドから。一体どこが壊れているのか。
後ろから。いかがでしょう?見つけられたでしょうか?
最後に右サイドより。いかがでしょう?ここまでの写真の中に壊れた箇所がバッチリ写っています。
ドクターマーチン、ここが壊れました
ドクターマーチンの壊れた箇所はここ。かかとの部分です。
指の左の部分を見て欲しいのですが、革が裂けています。縫製された糸の部分からブリっと。
なぜ、ドクターマーチンが壊れたのか?
ここではドクターマーチンがなぜ壊れたのか考えてみたいと思います。
なんせ思い当たる節は星の数ほどありますので・・・
このドクターマーチンの愛用期間は6年以上
まず、ドクターマーチンの寿命説。このドクターマーチンを購入したのは約6年前です。6年というと小学校と同じくらい。そりゃ靴もボロボロにはなりますね。
しかし、本来ドクターマーチンはワークブーツなんです。1960年に誕生し、イギリスでガチのワークブーツとして愛されてきたドクターマーチン。本来、普通に履いていればたかが6年ごときでダメになる靴じゃないのです。
それに経年劣化のせいで壊れたのだとすれば、シワのよるこの部分なんかがもっと先にダメになっていそうなものです。
無理なドクターマーチンの使い方とメンテナンス不足が祟ったか
このドクターマーチンですが、私が家を作るときに履いていました。何をいっているかわからない方もいるでしょうが、今住んでいる家はもともと古民家で、それを自分たちで改造して暮らしているのです。
それで、その際に“ドクターマーチンはワークブーツだからこれを履くのが正しいハズ”ということで、この3ホールで作業をしていました。木材から足を守ってくれましたし、ペンキや漆喰が付いたこともありました。結構乱暴に扱っていたので、ダメージはあったよなぁ・・・と。
また、考えてみると最近あまりメンテナンスをしていなかった気がします。ドクターマーチンを初め革靴がたくさんあるので、定期メンテナンスをした気になっていましたが実はしっかりとできていなかったのかも。特にかかとは脱ぎ履きの際に非常に大きな力のかかる部分です。
ドクターマーチンは頑丈なワークブーツブランドである・・・が
今回得られた教訓は、「ドクターマーチンは頑丈なワークブーツですが、それを過信しすぎるのがいけない」ということ。
ことわざで言えば「いつまでもあると思うな親と金」というわけです。
あまりにタフなもので、メンテナンスもせずに履いていたのが一番の原因。こうならないためにも日々のメンテナンスは必要ですし、こき使った後には特に手厚くメンテをしてやることのがいいですね。
ドクターマーチンをもっと長く愛用するにはどうすればいいか
ドクターマーチンの壊れた部分以外をみてみます。こうやってみてみるとわかりますが、まだまだ履けたんですよ。履きジワの部分もひび割れなど見られませんし、革もまだまだピカピカです。
ライニングもよく当たる踵の部分にスレは見られるものの、多少のものです。
ソールにいたってはこの通り。6年も履いているのに交換は不要ですね。
だって踵の部分ですらこれですから。ドクターマーチンソールは“頑丈だ””全然減らない”という話をよく耳にしますが、それは本当です。
きちんとメンテナンスさえしていればもっともっと、それこそ10年20年と愛用できたハズなのです。
定期的なメンテナンスでドクターマーチンに栄養を補給する
ドクターマーチンの靴磨きの方法をご紹介!さらに”できるだけ簡単”で、”できるだけお金がかからない”ように必要なアイテムを選んでみました。今回磨くドクターマーチンは、私が実際に3年以上履いているものです。自分でいうのもなんですが、相当綺麗[…]
基本のメンテナンスはこの上の記事で解説しています。
基本はブラッシングと靴クリームです。ブラッシングは靴表面のホコリを落として、ホコリに栄養が取られるのを防ぎます。メンテナンスの頻度を下げるのにも一役買ってくれます。
そしてクリームですが、これは革靴の栄養補給になります。栄養が入った革はタフでしなやかになり今回のように革がちぎれるようなことを防ぐことができます。
ドクターマーチンが壊れることを未然に防ぐ効果も
実はメンテナンスには“革靴が壊れるのを未然に防ぐ効果”もあります。メンテナンスで頻繁に革靴を見ていると革靴の状態を正しく把握することができます。そういう意味でもやっぱり定期的なメンテナンスは大切です。
ドクターマーチンは超頑丈だが壊れる。勉強になりました
今回はドクターマーチン 3ホールが壊れた原因と、壊れないためにはどうしたらいいのか解説を行ってきました。
みなさんはどうか私のようにならないように。