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【靴磨き】CHIPPEWAのブーツ、履き初めのメンテナンス方法

新しいブーツを手に入れました。それが「CHIPPEWA(チペワ)」“11インチ エンジニアブーツ”

私にとっては初めてのチペワであり、エンジニアブーツでもあります。

 

長く履き続けるには履き始める前のメンテナンスが大切。今回はチペワのエンジニアブーツのプレメンテナンスを行なっていこうと思います。

「これから履き始めるブーツがある」という方はぜひ、参考にしていただければと思います。

 

 

【靴磨き】CHIPPEWAのブーツ、履き初めのメンテナンス方法

ブーツを含む革靴は履き初めのメンテナンスが非常に重要です。人類はいまだに本革を超える耐久性のある実用素材を知りません!レザーはメンテナンスをして大切に使えばずっと美しく愛用することができる素晴らしい素材!!

 

今回購入したチペワのブーツも本革製なのでメンテナンスをすれば5年・10年と長く一緒に過ごすことができるはずです。特に履き初めのメンテナンスは重要なので、その方法を紹介していきましょう。

 

メンテナンスするチペワはこれ

 

 

なぜ、ブーツは履き初めのメンテナンスが重要なのか

なぜ、ブーツが履き初めのメンテナンスが重要なのかというと3つの理由があります。

 

 

1.ブーツがどれくらい在庫として置かれていたかわからない

新品をショップで購入したとしても、そのブーツが在庫としてどれくらい置かれていたかは未知数です。時間が経つにつれ、栄養不足でブーツの革が固くなっていることも考えられます。

 

 

2.栄養不足でブーツが劣化するのを防ぐ

栄養不足になったブーツの革は固くなります。それは質の良い革を使っているチペワのブーツでも避けられないこと。ヒビ割れや深いシワが入る原因にもなってしまいます。そしてこれはブーツの寿命を著しく短くしてしまいます。

 

 

3.革が柔らかくなり足に馴染みやすくなる

最後に、栄養が入ってブーツが柔らかくなると足に早く馴染みやすくなります。靴擦れなどの防止にもなるためブーツの履き初めのメンテナンスは重要なのです。

 

 

CHIPPEWAのブーツを履く前にしたいメンテナンス

では、チペワの11インチ エンジニアブーツのメンテナンス方法についてご紹介していきます。ブーツを購入したら、紹介するメンテナンスをした上で履き始めると安心です。

 

 

ブーツに溜まったホコリをブラッシングで落とす

まずはチペワのブーツの表面を綺麗な状態にしていきます。一見すると綺麗でも少なからずブーツには汚れが溜まっているものです。メンテナンスを気持ちよく行うためにもまずはブーツを綺麗にします。

 

まず使うのは馬毛のブラシ。これを使ってブーツ全体をブラッシングします。

 

チペワのブーツの場合にはベルトがついているので、これを外してからきちんとブラッシングをするようにしましょう。革と革の間の溝などもホコリを逃さないようにブラッシングします。

 

 

 

クリーナーでブーツの古いクリームなどを落とす

ブラッシングではチペワのブーツが本当に綺麗にはなりません。あくまでホコリを落としただけなので、今度はレザー用のクリーナを使って汚れを落とします。

 

適当な布にクリーナーを取ってブーツのレザー全体を磨いていきます。この時もベルトを外してブーツの隅々まで綺麗にするように意識します。

 

残っていた不要なクリームなどが取れてブーツがすっきりとした印象になっていきます。布は汚れたら面を変えてブーツを磨き上げていきます。

 

 

 

靴クリームでブーツに栄養と光沢を与える

靴クリームでブーツに栄養補給を行います。このサフィールの靴クリームはよく伸びて靴に光沢を出してくれるのでお気に入りです。クリームは手で塗っても良いですが、手が汚れてしまうので左の小さなブラシ(ペネトレイトブラシ)を使ってブーツ全体に塗っていきます。

 

一度に取るクリームの量は米粒1粒分くらいが目安だそうです。筆者も大体のフィーリングでクリームを取っています。

ただ、言えるのは余分にクリームを塗っても何の意味もないので、少ないクリームを継ぎ足し継ぎ足しでブーツ全体に塗っていくのが最も無駄が少ないと思います。

 

ブーツ全体にクリームを塗ったのがこの状態。むしろ前よりも曇った印象ですが、これでOK。ここからだんだんと綺麗になっていきます。

 

 

 

ブラシを使ってブーツにクリームを馴染ませる

ブーツを使って、ブーツに塗ったクリームをさらに馴染ませていきます。豚毛のブラシを使って隅々まで磨きます。

 

私の場合には小さな豚毛ブラシが使いやすくておすすめ。ただ、効率は落ちるので大きめなブラシもOKです。

 

左側がブラッシングをしたもの。右側に比べて光沢が出ているのがわかると思います。

 

 

 

ブーツについた余分なクリームを拭き取っていく

最後の工程です。現状ではチペワのブーツにはまだ無駄な靴クリームが乗っている状態です。これを適当な布で磨いてやります。今回使うのはTシャツのハギレです。

 

指に巻いてくるくるとブーツの表面を磨いていきます。

 

最後に、ブーツの金具類も磨いていきます。どうしても靴クリームがついてしまうので、金具は最後にまとめて磨き上げてやりましょう。以上でチペワのメンテナンスは終了です。

好みに合わせて、この後にもう一度馬毛のブラシを使って最後に磨き上げてやっても良いでしょう。

 

 

チペワのブーツ、履き初めのメンテナンス完了

メンテナンスが終了したチペワのブーツがこちらです。明らかに光沢感が変わりました。最初はのっぺりとした光沢感でしたが、今はキラリと光を反射するような光沢に。

 

実はこのブーツはタグが付いていた状態でしたが、中古品として販売されていました。なのでどれくらい製造から経っているのかはわかりません。まだ少しだけ革が固いような気がしますが、普通のブーツであれば紹介した方法でメンテナンスは十分です。

 

 

まとめ:【靴磨き】CHIPPEWAのブーツ、履き初めのメンテナンス方法

今回はチペワのブーツの履き始めのメンテナンスを紹介しました。

基本的には一般的な靴磨きの方法と変わりません。チペワのエンジニアブーツがちょっと異なるのは金具が付いているので最後にクリームなどの拭き取りが必要ということでしょうか。

 

ブーツを長く愛用するためには履き始めるまでのメンテナンスが重要。ぜひ、チペワを購入した後にはしっかりとメンテナンスしてから履くようにしてあげてくださいね。