どうも!FXについて勉強中のこのブログの管理人あかパンダです!
投資についての勉強の中で必ず出てくるのが分析のお話。
「ファンダメンタルズ分析」に「テクニカル分析」など、難しそうな分析方法がたくさんです。
しかし、何の道しるべもないまま暗闇を歩くのは怖すぎる!
特に私のような初心者には導いてくれる光が必要です。
今回解説するのは「ファンダメンタルズ分析」。
FXの分析の中でも最も基本的な分析の1つです。
必ず抑えておいて欲しい分析の方法ですし、特にスイングトレードなど長期にわたってポジションを保有する方は必ず知っておきたい分析方法です。
ファンダメンタルズって一体何?
一応言っておきますが、「パンダ」じゃありませんよ!関係もないですよ!笑
FXにおいてファンダメンタルズとは、国の経済状況を表す基礎的な条件のことです。
基礎的な条件というのは「経済成長率」や「失業率」、「物価の上昇」など様々なものが該当します。
為替は通貨を発行する国家の経済状況によって変化を続けます。
ファンダメンタルズを元に、為替の値動きを予測することをファンダメンタルズ分析と呼ぶのです。
ファンダメンタルズ分析の結果をどうやって活かすの?
今回はFXなら「円高」でも「円安」でも利益を出せるよという話。 収益のチャンスは外貨預金と比べて2倍! まぁ、もちろん損をする可能性だってあるわけですが。 しかし、どんな状況でも利益を得るチャン[…]
ファンダメンタルズ分析でわかるのは大きなトレンドの流れ
ファンダメンタルズ分析を行うことでわかるのは、経済を広い時間軸で捉えた時のトレンドです。
以前このブログで、FXのトレードスタイルについての記事を公開しました。
まず押さえておきたいトレードスタイルは「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」の3種類。
このうち、”スキャルピング”と”デイトレード”は日をまたぐことのない短期間でのトレードスタイルです。
こういった短期間でのトレードの場合には、大きなトレンドをつかむファンダメンタル分析はあまり役に立たないのです。
逆に、2日から1週間程度の期間でトレードを行う、”スイングトレード”などの場合にはファンダメンタル分析から得られる情報は非常に有益です。
大きなトレンドをつかむ上で注意しなければならないこと
ファンダメンタル分析ですが、注意をしなければならないことがあります。
それは、為替を動かす経済的な要素は複数存在するということです。
経済の流れは非常に複雑怪奇です。
無数の経済指標が組み合わさることで為替が動きます。
時には重要な経済指標の発表で大きな為替の値動きがあることもあります。
では、なぜ為替は変化するのでしょうか?
その部分についても少し触れていきましょう。
なぜ為替は変化するの?金利と通貨の関係から紐解こう
なぜ通貨の価値は変動するのでしょうか。
市場で取り扱われるモノには需要と供給の法則が当てはまりますが、これは通貨にも当てはまるのです。
通貨Aを欲しいという人が増えれば、その通貨Aの価値は上がります。
これは逆も然りです。
一般に、為替を左右する要素としてよく知られているのは、「金利」「景気」「地政学的リスク」「原油などの商品価値」「政治の安定性」などです。
これだけではわかりにくいので、「金利」の変化と通貨の関係を考えてみましょう。
「金利と通貨高」相対的に考えることが鍵
なぜ為替が変動するのか前のパラグラフではお話ししました。
ここで思い出して欲しいのは、FXで取引を行う場合2つの通貨の組み合わせ(通貨ペア)が大切になるということです。
※通貨ペアについては上の記事から!
金利が上昇した場合、通常であれば通貨の価値は高くなる傾向にあります。
しかし、通貨ペアの一方の金利(”A国”とでも呼びましょう)が高くなったとしても、もう一方の国の金利(こちらは”B国”としましょう)がそれを上回る金利に上昇したとします。
すると、A国の金利がいくら上昇したとしても、B国から相対的に見れば金利は低いことになります。
つまり、通貨の価値も下がってしまうのです。
これがイレギュラーなケース。
通貨ペアの両国に関しては、常に相対的に考えることが重要です。
為替を左右する要素として出した項目などもしっかりと両国の状態を把握した上で、長期的な目線で戦略を練ることが大切です。