G.H.BASSという革靴ブランドについて、みなさんはどんなことをご存知ですか?
どんなヒストリーがある?どれくらいの値段で買える?どうやってケアすればいい?
G.H.BASSのコト、この記事を読めば丸わかり。
ちょっとディープなG.H.BASSの世界を覗いてみましょう。
G.H.BASS(ジー・エイチ・バス)ってどんなブランド?
G.H.BASS(ジー・エイチ・バス)と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
もし、ローファーが思い浮かんだあなたは冴えています!
G.H.BASSとローファーは切っても切り離せない関係。
その間には面白い話が異欠きません。
G.H.BASS = ローファー
そもそも、今「ローファー」と呼ばれるものを生み出したのがG.H.BASS。
ローファーの元ネタになる靴は英国王室や貴族階級のルームシューズとして履かれていました。
今日世界中で履かれているローファーは、1936年にG.H.BASSが発売したWeejuns(ウィージャンズ)が元になっています。
ペニーローファーが生まれたわけ
みなさんは“ペニーローファー”という言葉を聞いたことがありませんか?
甲の部分に切れ込みのある、ちょうど上の写真のようなローファーをペニーローファーといいます。
これは、アメリカの学生たち(特にアイビーリーグの)の間で、ローファーの切れ込みにペニー硬貨(1セント硬貨)を挟むのが流行っていた名残。
そしてアイビーリーグの学生たちに好まれて履かれていたのもG.H.BASSのローファーです。
マイケルジャクソンも愛用していたG.H.BASS
実は、キング・オブ・ポップ マイケルジャクソンもG.H.BASSを愛用していました。
彼がダンスをする際に履いていた靴がG.H.BASS。
おそらく履いているのは“LOGAN”?
「ムーンウォーク」をする際にもしっかりとG.H.BASSのローファーを履いていました。
ローファーは履きにくいイメージかもしれませんが、G.H.BASSのローファーが優れた履き心地を誇っている一つの証明にもなるでしょう。
高級ブランド?いえいえ、実はG.H.BASSは高コスパ
G.H.BASSは歴史のあるブランドです。
特にローファーはマイケルジャクソンを始め、著名人も愛用するファッション界のマスターピースといっても過言ではないアイテム。
しかし、G.H.BASSのアイテムは意外と手を出しやすい値段なのです。
G.H.BASSを代表するローファーであるLOGAN(ローガン)の値段は25,300円。
革靴の中では控えめな値段です。
さらに、実はソールはレザーソールを使用しています。
レザーソールを使ったローファーでお値段25,300円というのは、他ではまず見つからないでしょう。
さらに、並行輸入品を購入すればG.H.BASSのLOGANがおよそ1万円で購入できます。
輸入代理店が異なるだけなので、サイズがあれば利用するのもおすすめです(並行輸入品については後ほど詳しく説明します)。
G.H.BASSのローファーは革靴の入門にもおすすめ
G.H.BASSのローファーは、本格的な革靴の入門にもおすすめです。
値段も手頃ですし、作りもしっかりしています。
さらに、アッパーに使われているレザーはほとんどが“スムースレザー”。
表面に加工を施してあるので、革独特の経年変化はあまりありません。
しかし、逆にそれほど頻繁にケアを行わなくても綺麗な状態を維持できるということでもあります。
さらにさらに、レザーソールモデルも安く手に入るので、ソールのケア方法を勉強するにもうてつけなのです。
G.H.BASSのケアの方法については後ほどまとめるので、少しお待ちください。
G.H.BASSの定番アイテム
G.H.BASSというブランドと、その特徴を知っていただきました。
では、G.H.BASSの定番アイテムについてもみていきましょう。
定番アイテムはやはり、ローファーのこの3足でしょう。
G.H.BASS LOGAN(ローガン)
G.H.BASSの中でも一際長い歴史を持つのがこのLOGAN(ローガン)。
上の写真からも甲の部分に切れ込みがあるのがわかるかと思います。
典型的なペニーローファーの形をしていて、とてもコーディネイトに合わせやすいのも特徴。
また、G.H.BASSのローファーは、ほとんどが屈曲性に優れる“マッケイ製法”という製法で作られています。
足を曲げやすく、自然体で履くことができるローファーでもあります。
このLOGANは私も愛用している一足です。
かれこれ2・3年は履いていますが、変なヘタリもなく、光沢もしっかり維持してくれています。
やっぱりG.H.BASSはコスパがいいなぁと感心させられる一足です。
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価格:12,700円 |
G.H.BASS LARSON(ラーソン)
続いてはG.H.BASSのLARSON(ラーソン)。
見た目はあまりLOGANと変わらないかもしれません。
注目して欲しいのはコインポケットの横部分。
LOGANにはなかった革をぐるぐると巻きつけたような装飾があるのにお気づきでしょうか。
この革を巻きつけた部分は“ビーフロール”といいます。
コインポケットの形の違いなど、他にも細かい違いはありますが、ここが1番の違い。
LOGANに比べるとLARSONは少しカジュアルな印象になります。
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、フォーマルに着こなしたいならLOGAN。
カジュアル派ならLARSONがおすすめ。
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価格:15,400円 |
G.H.BASS LAYTON(レイトン)
3足目、最後に紹介するのはG.H.BASS LAYTON(レイトン)。
フリンジとタッセルついたインパクトのあるデザイン。
実はフリンジだけではなく、デッキシューズのようにコードが付いていたりと細かな装飾の違いがあります。
装飾が多いながらも、格式高さも感じるデザイン。
これはG.H.BASSだからそこ生み出せるものではないでしょうか。
普段のファッションに落とし込むが難しそうですが、履きこなせれば周りに一歩差を付けられるアイテムです。
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G.H.BASSの購入方法について
G.H.BASSには基本的に2通りの購入方法があります。
G.H.BASS公式サイトで購入する
G.H.BASS公式サイトより
まず、G.H.BASSの公式サイト(セレクトショップやZOZOTOWNなども含む)で購入する方法。
G.H.BASSには公式サイトがあり、11,000円以上で送料無料でショッピングが楽しめます。
限定モデルや、定番以外のモデルはこの方法を使って購入しましょう。
実店舗もあるので、実際に訪れて試着をして購入するのもおすすめです。
その他ネットショップで購入する
楽天市場やYahoo!ショッピングなどでもG.H.BASSを購入できます。
そして嬉しいことに、公式ショップの半額ほどでローファーが購入できることも。
その秘密は、G.H.BASSの並行輸入品を扱っているから。
例えば、このLOGANの場合を例に価格を見てみましょう。
価格:12,700円 |
公式サイトでの販売価格は、この記事執筆時点で25,300円でした。
しかし、私がたびたびお世話になっている楽天のショップでは、上記の通り12,700円(送料込み)で販売されています。
並行輸入品の場合には、ほぼ半額で購入することができるのです。
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G.H.BASSを買うときの注意点
G.H.BASSを購入する際に失敗しないよう、注意点をまとめておきます。
革靴はサイズ選びが重要
G.H.BASSは歩きやすいローファーです。
そして、その歩きやすさを最大限に発揮するにはサイズ選びが重要です。
「G.H.BASS」のローファーが気になるけれど、サイズ感が心配。 そんな方のために、今回はG.H.BASSのローファーと色々な靴のサイズ感を比較していきます。 NIKEやドクターマーチンなど人気のシューズたちととG[…]
特にローファーは靴紐で締めたりできないのでご注意を。
でも、ご安心ください。
上の記事では実際にG.H.BASSを色々な靴と履き比べることで、サイズ感をわかりやすくまとめてあります。
きっと安心してサイズ選びをしていただけます。
ソールはレザーにする?ラバーにする?
G.H.BASSのソールはレザー製のものとラバー製のものを選ぶことができます。
この値段(公式25,000円、並行輸入品なら13,000円でレザーソールとか価格破壊すぎる)でレザーソールを楽しめる靴はなかなかないので、ぜひ味わって欲しいです。
歩った時の「コツコツ」という音がいいですし、レザーソールの独特な歩き心地が楽しめます。
一方、レザーソールは雨の日に滑りますし、ケアも必要です。
メリット・デメリットがあるので、あなたのライフスタイルやコーデに合わせて選びましょう。
G.H.BASSのケアについて
G.H.BASSを長く美しく保ち、長く愛用するためにはケアが必要です。
G.H.BASSのアッパーは光沢が持続するスムースレザーなので、ブラッシングさえしていればある程度格好が付きます。
でも、メンテをするともっと綺麗に長持ちするので、ぜひ挑戦を!
G.H.BASSを購入したらまずはしておきたいケア
購入したばかりのG.H.BASSは革の栄養が少なくなっていることがあります。
栄養が足りないと、革が硬くなったり、最悪ひび割れができてしまうことも。
ブラシを持っていればブラッシングをして、レザーローションを布で塗り栄養を与えてあげましょう。
レザーソールを選んだ場合も、とりあえずはレザーローションを入れておけばOKです。
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日常的ばブラッシングが綺麗に履くコツ
日常的なメンテナンスとしては、履き終わった後30秒でいいのでブラッシングをしてあげてください。
革の表面に汚れやホコリがあると革の栄養分が奪われてしまいます。
ブラッシングをすることで革の艶を持続させ、クリームを入れたりなどの本格的なメンテナンスの頻度を下げることができます。
定期的なフルメンテナンスもお忘れなく
カラークリームを使って補色を行ったり、定期的なフルメンテナンスも必要です。
鈍ってきたG.H.BASSの光沢が新品のように蘇ります。
今回はG.H.BASSのローファーLOGANのメンテナンスを行っていきます。 最近なかなかメンテナンスができていなかったので今回はフルメンテナンス!アッパー・ソール・コバまで全てを一度に綺麗にしていきたいと思います。 &[…]
また、レザーソールの場合にはレザーソール用の栄養剤(レザーソールコンディショナー)があるので、それを使ったケアを行いましょう。
手軽にソールに栄養を入れることができます。
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これは上級者向けですが、革靴のコバ(ソールの側面)を綺麗にするケアも。
フルメンテナンスの時、このケアを行うと本当に新品に戻ったような見た目になります。
専用の道具も必要ですし、時間がかかりますが、やってみる価値があるメンテナンスです。
個別にケアの方法をまとめたページもあるので、ぜひ参考にしてください。
知っておきたいG.H.BASSのコト、全部まとめました
さて、以上で「知っておきたいG.H.BASSのコト」は終了です。
お付き合いありがとうございました。
すでにG.H.BASSをお持ちのみなさんへ。
本当に良い靴なので、ぜひ長く綺麗に大切に履いてあげてくださいね。
これからG.H.BASSを購入されるというあなたも、自分に合うモデルとカラーを見つけて楽しんでください。
きっとコーデを考えるのが楽しいですよ。
それでは、良いG.H.BASSライフを!
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