Clarks(クラークス) デザートブーツのメンテナンス方法について解説

Clarks(クラークス)のDesert Boots(デザートブーツ)を購入してからしばらく経ちました。

 

それなりの回数履きまして、汚れが気になったので今回はメンテナンスをしていきたいと思います。

あかパンダ
今回はメンテナンス方法について画像を使ってわかりやすくメンテナンス方法を解説していきます。

 

クラークスのメンテナンスに使う道具は特殊なので、使用したアイテムや使い方についてもしっかり解説します。

この記事を読めば、デザートブーツのメンテナンスはバッチリです。

 


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クラークス デザートブーツをメンテナンス

今回はクラークスのデザートブーツのメンテナンスをしていきます。

 

クラークスのデザートブーツですが、多くのモデルでアッパーの素材が“スウェード”になっています。

スウェードとは起毛させた革のこと。

普通の革靴のようにリムーバーで汚れを落としたり、靴クリームを使ったケアが行えません。

あかパンダ
ケアの方法が特殊なので、この記事でバッチリメンテナンスを覚えましょう。

 

About Clarks Deset Boots

さて、メンテナンスに入る前にクラークスとデザートブーツについて振り返っておきましょう。

あかパンダ
知識を深めておくと、もっとデザートブーツを好きになれるはず!

 

Clarks(クラークス)とは?

まずはクラークスというブランドについて軽く触れておきましょう。

 

クラークスはイギリスのブランド

その歴史は古く、創業は1825年です。

 


Clarks
より

シープスキンのスリッパが当時のイギリスで大ヒットしたのを皮切りに、革靴というジャンルの最前線で戦い続けているブランドです。

 

そんなクラークスを代表するマスターピースが2つあります。

  • Desert Boots(デザートブーツ)
  • Wallabee(ワラビー)

それがこの2つ。

 

デザートブーツはカジュアル革靴というジャンルを開拓した靴で、万人におすすめできるルックスが特徴です。

 

Desert Boots(デザートブーツ)とは?

こちらがそのデザートブーツ。

クラークスのデザートブーツの特徴は、前にもお話しした通り“カジュアルな革靴”であるところ。

 

このデザートブーツが誕生するまで、“革靴はフォーマルなものである”というイメージが世界的に持たれていました。

その概念を破壊したのがクラークスのデザートブーツなのです。

 

Clarksより

ちなみに、このデザートブーツが生まれたのは第2次世界大戦のころ。

従軍していたクラーク家4代目当主のネイサン・クラークが友人に見せてもらったという靴を再現して生まれました。

その靴がカイロのバザールで作られた(砂漠に囲まれたエジプトの首都)ため、デザート(=砂漠)ブーツとなりました。

 

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あかパンダ
デザートブーツに関しては、さらに詳しく上の記事で説明しています。

 

画像でわかるクラークス デザートブーツのメンテナンス

それではお待ちかね、クラークス デザートブーツのメンテナンスを行っていきたいと思います。

 

専用の道具が必要にはなってしまうのですが、メンテナンス方法自体はとても簡単。

それに一般的な革靴のメンテナンスに比べると時間もかかりません。

あかパンダ
それではまず、メンテに使うアイテムから。

 

メンテナンスに使う道具について

今回使うアイテムは3つです。

  • スエード用ブラシ
  • 消しゴム
  • スエード用保革スプレー

 

スエードのケア専用の消しゴムもありますが、家にある消しゴムを流用しても問題ありません。

全て購入しても3,000円程度で揃います。

 

①メンテナンス前にデザートブーツの靴紐は外しておこう

メンテナンスの前に、デザートブーツの靴紐を取り外しておきましょう。

 

あかパンダ
理由は2つあります。

まず、1つ目は靴紐がブラッシングでボロボロになったり、スプレーがかかったりしないようにするため。

2つ目は靴紐があるとケアが行えない部分があるからです。

 

また、靴紐を取るのと同時に、どの部分に汚れやシミがあるのか一通り確認しておきましょう。

 

履き込んだとはいえ、まだ購入してからそこまで日は経っていません。

気になる汚れは右足のトゥと、左足のホール付近の汚れのみ。

 

この程度の汚れであれば、スエード用ブラシのブラッシングと消しゴムを使ったケアで十分消すことができると思います。

あかパンダ
では、まずはブラシを使ったケアから。

 

ブラシでデザートブーツのホコリ落とし&毛足を整える

まずはブラシを使ったケアを行います。

手に握っているのがスエード靴専用のブラシです。

あかパンダ
一般的な靴ブラシとは何かが異なります。さて、どこが異なるでしょうか?

 

正解は、ナイロン毛の内側に真鍮製の毛があること。

この写真だと光が当たってわかりやすいかと思います。

\\スウェードブラシ//

 

スウェードの靴はどうしても履いているうちに起毛した革が寝てしまいます。

これを防ぐために真鍮線が入っており、これで根本からスウェードを起こしてやるのです。

 

外側のナイロンで汚れを払い、真鍮で毛を起こします。

あかパンダ
この作業を毛の流れに沿ってデザートブーツ全体に行っていきます。

 

すると、どうでしょう。

ホール付近にあった汚れに関してはブラッシングだけでわからないレベルになりました。

あかパンダ
あとはトゥの部分の汚れのみ!

 

頑固な汚れは消しゴムで落とそう

ブラッシングで落ちない頑固な汚れに関しては、消しゴムを使って落としていきます。

 

使い方は簡単。

間違った文字を消すように、汚れの部分に消しゴムを押し当てて擦っていくだけ。

 

たったこれだけで汚れが嘘のように消えてしまいました。

 

ぐるっと見渡しても気になる汚れはなし。

 

実はこれ、履く前に行ったプレメンテナンスのおかげ。

防水効果のある保革スプレーを使ったので、汚れが落ちやすくなっていたのです。

プレメンテナンスの様子

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あかパンダ
この後使うスプレーが保革&防水効果のある優れものなんです。

 

スウェード用スプレーで革に栄養を補給

デザートブーツの汚れが落ちて綺麗になりました。

 

ここでスウェードに栄養を与えるためにスプレーを使っていきます。

このスプレーは防水効果もあり、アッパーに汚れが付きにくくもなる優れもの。

\\スウェード用保革スプレー//

あかパンダ
同じ効果のある製品がネットで販売されていたのでリンクを貼っておきます。

 

このスプレーをデザートブーツ全体に満遍なく吹きかけていきます。

 

これでスウェードの栄養もバッチリ。

また、雨や汚れにも強くなりました。

あかパンダ
次回行うケアも簡単になります。

 

デザートブーツに靴紐を戻して終了

最後に靴紐を戻してデザートブーツのメンテナンスは簡単です。

 

時間にして15分ほどでメンテナンス終了。

汚れが取れて、見違えるくらい綺麗になりました。

あかパンダ
靴クリームなどを使わないので手が汚れないのも良いポイントです。

 

まとめ:クラークス デザートブーツをメンテナンス

それでは今回の記事のまとめです。

クラークスのデザートブーツですが、アッパーがスウェードで作られているモデルが多いです。

 

スウェードは起毛している革なので、一般的な革靴と同じメンテナンスはできません。

また、専用のアイテムを用意する必要もありますが、ケアのハードルは低く時間もかかりません。

あかパンダ
新しくアイテムを買い揃えても3000円程度で済みます。ぜひ、メンテナンスに挑戦してみてくださいね。
\\Clarks desert Boots//